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手のしびれ

原因を知って
適切なしびれ対策を行いましょう

首から肩、腕、指先にかけてのしびれでお困りではありませんか?
一口にしびれといっても、頚椎の問題筋肉の緊張など、考えられる原因は多岐に渡ります。

しびれが起こるメカニズムを知って、効果的な対策を行っていきましょう。
こちらのページでは、しびれのおもな原因と症状の特徴、日常で行える対策をわかりやすくまとめてあります。

しびれで悩まれている方はもちろん、再発を防止したい方にとっても、有益な情報になっています。
ぜひ最後まで目を通していただけますと幸いです。

目次

このようなことに悩まされていませんか?

  • 指先がピリピリとしびれている
  • 手に力が入りにくいときがある
  • しびれの原因がわからず不安だ
  • しびれの改善方法を知りたい

手がしびれるおもな原因と症状

原因を知って
適切なしびれ対策を行いましょう

手のしびれは、どのような経緯で発症しているのでしょうか?
症状は手に出ていますが、原因となっている箇所が離れていることも多くあります。
こちらでは、手のしびれのおもな原因と症状の特徴をご紹介します。
ご自身に当てはまる項目がないか、一度確認してみましょう。

手のしびれの原因

手にしびれが生じるのには、次のような原因が考えられます。
症状と合わせてご確認いただけますと幸いです。

●頚椎の病気

・頚椎椎間板ヘルニア

頸部にある椎間板の一部(髄核)が後方に飛び出し、背骨周辺の神経を圧迫したものです。
デスクワークや仕事での手作業など、下を向いた姿勢が長く続く椎間板に負荷がかかり、後方に髄核が飛び出やすくなります。

首から肩、腕、手にかけてのしびれ放散痛指のつかいにくさなどがヘルニアのおもな症状です。
頭を後方か斜め後方に倒すと、症状が誘発されやすい傾向にあります。

・頚椎症

頚椎の変形によって、周辺の神経を圧迫したものです。
頚椎症は、加齢がおもな原因に考えられます。

首から肩、腕、手にかけてのしびれ力の入りにくさ(握力の低下)などがおもな症状です。
頭を後方に倒した際に症状が悪化しやすくなっています。

ヘルニア、頚椎症は、脊髄(中枢神経)を圧迫する可能性もあります。
脊髄が圧迫されると、両側の上肢に症状が出たり、足にまでしびれが生じる場合があります。

●筋肉の緊張

首や鎖骨周辺の緊張によって、腕神経叢が圧迫されたものを、胸郭出口症候群といいます。
特に首の前側にある「斜角筋」や、鎖骨の外側下方にある「小胸筋」の緊張が発症に関係しているといわれています。

長時間のパソコン作業や、重たいものを運ぶ肉体労働、スポーツでのハードなトレーニングなどで、斜角筋、小胸筋の緊張が強まりやすくなっています。
また、肩よりも頭が前方に出ている「ストレートネック」や、肩関節が内側に巻いた「内巻き肩」といった身体のゆがみがあると発症リスクが高まります。
胸郭出口症候群では、腕を上にあげる動作にて、手のしびれや強くつったような痛みを生じることがあります。

その他、手首を走る正中神経が圧迫されることで、親指、人差し指にしびれが生じる「手根管症候群」もあります。
手根管症候群は、手のつかいすぎや、骨折・捻挫といった手首のケガなどがおもな発症原因として考えられています。

手のしびれはどう対処・予防すれば
良いのでしょうか?

手のしびれがある場合、首や腕などで神経が圧迫されている可能性があります。
しびれから、手のつかいにくさ痛みなどにつながる可能性があるため、早めの対策が大切です。
こちらでは、ご自身で行える手のしびれへの対処・予防法をご紹介します。
無理なく日常生活に取り入れてみることをおすすめします。

自分で行える手のしびれへの対処法

手のしびれを生じた場合、次のような対処を行なってみましょう。

●首をそらさない

神経圧迫を強める場合があるため、「頭を後方に倒す」「腕をあげた作業をする」など、しびれがでる動作はなるべくとらないようにしましょう。

●温める

蒸しタオルホッカイロなどを当てて、首のまわりや鎖骨下、胸のあたりを緩めましょう。
血行を促すことで、しびれも軽減しやすくなるといわれています。

●長時間の同一姿勢をさける

同じ姿勢が長く続くと、頚椎への負担が増加してきます。
デスクワーク中でも20〜30分ごと「首や肩をグルグルと回す」「頭を横に倒し軽くストレッチする」など動かすことが大切です。
また、最低でも1時間を目安に5分ほどの休憩を入れ、身体をこまめに動かすようにしましょう。

●就寝時に患部を上にして寝る

睡眠時にしびれがでる場合、患部を上にして横向きに寝ると、症状が落ち着くことがあります。
横向きで寝た際、上側になっている首や胸の緊張が緩まるためです。

また、枕の高さの見直しも寝違えの対処に効果的です。
横向きに寝た際も頭が傾かず、頚椎がまっすぐな状態で保持される高さが理想とされます。
高さがあっていない場合は、「折りたたんだタオルを入れる」「他の枕を使用する」といった工夫をしてみましょう。

●安静を心がける

しびれや痛みが強い場合は、安静に努めましょう。
無理をすると「しびれ、痛みがストレスとなり、首の緊張が強まる→より症状が悪化する」といった悪循環を生む可能性があります。
症状が強く、日常生活に支障がでるようであれば、早めに医療機関にご相談することをおすすめします。

「身体の片側が全体的にしびれる」「ろれつが回らない」「ものが二重に見える」といった場合は、脳の病気が考えられます。
生命の危険もあるため、早急に医療機関で検査を受けるようにしましょう。

手のしびれの予防法

手のしびれを起こさないためには、次のような予防法があげられます。

●長時間の同一姿勢をさける

しびれが出ているときだけではなく、普段より長時間の同一姿勢は避けることが大切です。
デスクワークや車の運転など、20〜30分おきに首や肩をぐるぐる回すようにしましょう。

●姿勢の改善

猫背になっていると、頚椎に負担がかかりやすいです。
特に背中の丸まりやすい、デスクワーク(座り姿勢)を意識して改善してみましょう。

・背もたれに寄りかからない
・骨盤を立てるようにして座る
・顎を軽く引いて、肩甲骨の上に頭を乗せる
・足を組まない

上記のようなことがポイントです。

●首や肩甲骨まわりの筋肉のストレッチ

ストレッチによって、首や肩甲骨まわりの柔軟性を高めておきましょう。
呼吸をしながら、30秒ほどかけてゆっくりと伸ばすことがポイントです。
※しびれが強まる場合は控えるようにしましょう。

・首のストレッチ

頭を斜め後方に倒し、顎と鎖骨の間を広げるようにストレッチします。
伸ばす側の腕を背中側に回すと、より首の筋肉にストレッチを加えやすくなります。

・胸のストレッチ

肘を伸ばして、壁に手をつきます。
そのまま、胸を開くようにストレッチしていきましょう。

●リュックサックに変える

ショルダーバッグや肩掛けのカバンなどを、同じ腕ばかりで持たないように注意しましょう。
片側の首や胸の筋肉の緊張へつながる可能性があります。
また、腕から首への負担を軽減するため、カバンをリュックサックに変えるという方法もあります。

●整骨院に相談する

ストレートネック巻き肩といった身体のゆがみがあると、首周辺の緊張が強まりやすくなります。
ゆがみが気になる方は、一度整骨院に相談してみましょう。

クラル八王子整骨院の
【手のしびれ】アプローチ方法

当院では手のしびれに対して、症状の原因や負担はどこから来ているのかを分析し、施術を行っております。
しびれの症状の中には早急に医療機関に受診していただいた方が良い例もあるため、事前の分析を丁寧に行います。

当院で施術可能な手のしびれには、おもにストレートネックなどの頚椎のゆがみによるものと首や肩、胸部にできた筋肉のトリガーポイントが原因となっているものが対象となります。
手のしびれの根本原因は、「筋緊張」「不良姿勢」であると考えられています。
そして、この2つは指のつかいすぎ、スポーツや仕事、不良姿勢での生活や、身体の動かし方の悪いくせ、長時間の同じ動作などによって引き起こされています。

手のしびれに対しては、首周りの筋肉や頸椎に対してのトリガーポイント療法ハイボルト療法を行なっていきます。
トリガーポイント療法では手技施術や、特殊整体療法によりトリガーポイントを除去することで症状の根本改善を目指します。
そして、特殊電気施術であるハイボルト療法を行い、興奮状態にある神経を落ち着かせていきます。

著者 Writer

著者画像
笹原 一人
(ササハラカズト)
所有資格: 柔道整復師、フォームソティックス取扱認定、スポーツ活法認定
生年月日:1986年4月10日
血液型:A型
出身:東京都国立市
趣味:筋力トレーニング
得意な施術:腰痛施術
ご来院されるお客さまへ一言:本気で治したい方全力でサポートします。

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