寝起きの首や肩の痛みに
お困りではありませんか?
寝違えは、どなたも一度は経験されたことのある症状だと思います。
首の動きが制限されるため、後ろを振り返る、上を向くといった些細な日常動作にも支障が出て、ストレスを感じやすい症状です。
そんな身近な寝違えですが、一体身体がどのような状態になっているのでしょうか?
また、寝違えた際には、どのような対処をすれば良いのでしょうか?
そういった寝違えの疑問にお答えすべく、こちらのページでは、寝違えの原因と簡単に行える対策を詳しく説明しております。
現在痛めている方はもちろん、寝違えやすくて予防を行いたいという方も、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
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目次
このようなことに悩まされていませんか?
- ソファーで寝ていた際に首を痛めた
- なぜ寝違えやすいのかわからない
- 寝違えたときの対処法がわからない
- 寝違え予防のストレッチ方法を知りたい
寝違えの原因や症状
「朝起きたら首や肩に痛みがある」といった場合、寝違えを起こしている可能性があります。
一度寝違えを起こすと、数日〜1週間程度は首の痛みによって、仕事や日常動作に支障がでることが考えられます。
痛みに対する的確な対処・予防ができるよう、こちらにて寝違えが起こる原因と症状をみていきましょう。
寝違えのおもな原因
レントゲンで確認しても特に異常がみつからないため、寝起きに痛みが生じる明確な原因はわかっていません。
しかし、骨の問題が認められない点から、寝違えは筋肉や靭帯といった軟部組織の損傷が原因として考えられています。
睡眠中に首を痛める要因には、睡眠時の環境や身体の状態の影響があげられます。
●就寝時の不良姿勢
不自然な姿勢で寝ていると、睡眠中に頭が傾き、首の筋肉や靭帯が引き伸ばされてしまいます。
特に「ソファーで横になる」「椅子に座ってうたた寝をする」「枕がないところで寝てしまう」といった布団以外の場所で寝ていると、首を痛めやすい傾向にあります。
●枕が合っていない
高さが合っていない枕で寝ていると、就寝時に首にストレスがかかってきます。
高すぎる枕はもちろん、低すぎる枕も睡眠中に首が不自然な方向にひねられやすくなるので注意しましょう。
また、硬さも大切なポイントです。
柔らかすぎて頭が沈んでしまう場合、寝返りがうまくうてずに首まわりへの負担がかかってしまいます。
素材の問題に加えて、長く使用していて硬さが失われている枕にも注意が必要です。
●首肩まわりの冷え
身体が冷えると、首や肩まわりの筋肉が緊張してきます。
首の可動域が狭まった状態では、寝返りや寝起き時に、筋線維が伸ばされ損傷を起こしやすくなるといわれています。
冬場はもちろんのこと、夏場でも扇風機やクーラーの風に直接当たっていると、首肩を冷やす原因になってしまうので注意しましょう。
●不良姿勢
日頃から首や肩まわりの緊張(首肩こり)がある方は、寝違えを起こしやすくなっています。
筋肉が硬くなっていると、同じ動作でも筋線維の断裂を起こしやすくなるためです。
日常生活において首や肩の緊張が強まる要因として、
・長時間のデスクワーク、スマホの操作
・勉強、読書
・車の運転
・ゲーム
などがあげられます。
また、頚椎がまっすぐな状態になった「ストレートネック」の方も、首や肩まわりが緊張しやすいといわれています。
寝違えのおもな症状
寝違えを起こした際、次のような症状が現れるといわれています。
●首肩まわりの痛み
首や肩まわりの痛みが寝違えのおもな症状の一つです。
片側のみ痛む場合もあれば、両側の首、肩に痛みを生じる場合もあります。
特に寝違えの発症直後は、患部に炎症が起きていることが考えられます。
炎症によって周辺の神経が刺激され、急性期では痛みを感じやすい状態になっています。
●動作痛、可動域制限
患部を動かすと痛みがでるため、首の可動域が制限されることが多くなっています。
・上を向くのがつらい
・後ろを振り向けない
・頭を横に倒せない
など、痛めた箇所によって制限される動きは変わります。
首が一定の方向にしか動かせなくなるため、日常動作にも支障が出やすくなっています。
また炎症が強く出ているケースでは、じっとしていても痛むことがあります。
●頭痛、しびれ
痛みが継続すると、首や肩まわりの筋肉が強く緊張してきます。
硬くなった筋肉で後頭部を走る神経が圧迫され、緊張型頭痛(頭全体の締め付けられるような痛み)を生じることがあります。
また首や肩の緊張で腕神経叢が圧迫され、腕から手にかけてのしびれにつながることもあります。
【寝違えの痛みの経過】
安静にしていると、患部の痛みは徐々におさまってきます。
そして2〜3日から1週間ほどで、自然と痛みが解消するケースが多くなっています。
●注意が必要な寝違えの症状
首の痛みが、頚椎や内臓の病気から発症している場合もあります。
・安静にしても痛みが変わらない
・痛みが悪化する
・発熱症状や吐き気などがある
・足にもしびれがある
といった症状がみられる場合は、特に注意が必要です。
少しでも違和感を覚えましたら、早めに医療機関に行くようにしましょう。
頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症、関節リウマチ、脊髄の腫瘍などで、寝違えに似た痛みを生じることがあります。
寝違えにはどう対処すれば
よいのでしょうか
寝違えでは、首や肩まわりに炎症が起きていることが考えられます。
特に寝違えた直後は、痛みを悪化させないよう慎重なケアが必要です。
また、寝違えやすい方であれば、予防するためにも普段の生活を一度見直してみることをおすすめします。
こちらでは、ご自身で行える寝違えの対処法と予防法を詳しくご紹介していきます。
寝違えを起こした際の対処法
朝起きた際、首や肩に痛みがある場合には、次のように対処していきましょう。
●安静にする
寝違えた直後は、安静が第一です。
無理に動かすと、痛みを強めてしまう場合があります。
また、早く改善したいからと、ストレッチやマッサージをするのも炎症を悪化させる可能性があるため、控えましょう。
安静にしていれば徐々に痛みはひいていくといわれています。
・医療機関に行く
2.3日ほど安静にしても痛みが変わらない・悪化するといった場合は、病気の可能性が考えられます。
その他、発熱、吐き気、手足のしびれなどの身体の異常がありましたら、早めに医療機関で検査を受けるようにしましょう。
●アイシングする
炎症による熱っぽさがあれば、患部を冷やすことで症状が落ち着くことがあります。
ビニール袋に氷水を入れ、痛みのある箇所に当てます。
また消炎鎮痛の湿布も有効的です。
しかし、薬剤によって一時的に痛みが抑えられているだけなので、湿布を貼ってもなるべく安静を心がけるようにしましょう。
・冷やしすぎない、温めない
炎症や痛みを抑えるために冷却は有効なのですが、冷やしすぎてしまうと筋肉の緊張や血行不良につながる可能性があります。
アイシングは、炎症が強く出ている時期(1〜2日)に行いましょう。
また急性期では、炎症を悪化させる可能性のある、湯船に浸かった入浴や過度なアルコール摂取は控えるようにしましょう。
●枕の高さを調整する
睡眠中の首への負担を軽減するため、枕の高さを調整しましょう。
横向きに寝た際、頭が横に傾かず、頚椎がまっすぐな状態に保てる高さが理想です。
高さがあっていない場合は、「他の枕に変える」「折りたたんだタオルを入れる」など対策しましょう。
また寝返りがスムーズにうてるよう、寝具(枕、敷布団)はやや硬めのものを選ぶことをおすすめしています。
寝違えを起こさないためにできること
寝違えを繰り返している方には、次のような対策が有効的であるといわれています。
●就寝前の入浴
首や肩まわりに疲れが溜まっているときは、なるべく入浴は湯船に浸かりましょう。
身体を温めることで血流が改善し、筋肉の緊張もゆるまってきます。
熱いお湯に入るのでは身体が休まりにくいため、ぬるめのお湯に時間をかけて浸かることをおすすめします。
・寝る90分前に入浴を済ませる
人は深部体温が下がるタイミングで、眠気を感じるようになっています。
そのため、布団に入る90分前に入浴を済ませるようにすると、睡眠の質の向上を期待できます。
しかし、寝る直前に身体を温めると、交感神経が刺激され、なかなか寝つけない可能性があります。
仕事で夜遅くなった場合などはシャワーで済ませることをおすすめします。(首や肩、目のまわりに重点的にシャワーを当てる)
●寝る前のストレッチ(首・肩)
筋肉の緊張が強まった状態で寝ると、睡眠時に首を痛めやすくなるといわれています。
寝る前に首や肩まわりのストレッチを行いましょう。
呼吸をしながら30秒ほどかけて筋肉を伸ばすことがポイントです。
・首の後ろ側
背中を伸ばし、顔を下に向けます。両手を後頭部に当てるようにしましょう。
そのまま、手の重みを利用して首の後ろ側の筋肉をゆっくり伸ばします。
・首の前側
頭を後方に倒し、首の前側の筋肉をゆっくりと伸ばします。
・肩甲骨まわり
両手を後ろで組み、胸を張るようにストレッチします。
肩が上がらないようにすることがポイントです。
●睡眠中に身体を冷やさない
身体の冷えは、首肩の緊張を強めるといわれています。
掛け布団やパジャマ、暖房(ホットカーペット)など、睡眠中に身体を冷やさない工夫をしましょう。
●整骨院に行く
骨格のゆがみ(ストレートネック)があると、寝違えやすくなるといわれています。
寝違えを繰り返している方は、身体に悪いくせやゆがみなどを生じている可能性がありますので、整骨院で一度みてもらうことをおすすめします。
クラル八王子整骨院の
【寝違え】アプローチ方法
当院の寝違えに対するアプローチ方法は①ハイボルト療法②トリガーポイント療法です。
①ハイボルテージ療法
ハイボルテージ療法は名前の通り高電圧の電気機器を使用する施術です。
患部に高電圧の電気刺激を行うことで、痛みの出ている深部にまで電気刺激を与えられ、症状の緩和が期待できます。
おもに急性期や疼痛の強い場合に、鎮痛効果の高いこの施術を行います。
②トリガーポイント療法
トリガーポイント療法は筋膜疼痛症候群に有効であるといわれる施術法です。
寝違えにより無理に伸ばされた筋肉の周辺には多くのトリガーポイントという筋肉の硬結(コリ)が発生します。
このトリガーポイントを当院オリジナルの手技で丁寧に緩めていきます。
この2つの施術方法で速やかにアプローチすることで症状の改善が期待できます。
著者 Writer
- 笹原 一人
(ササハラカズト) - 所有資格: 柔道整復師、フォームソティックス取扱認定、スポーツ活法認定
生年月日:1986年4月10日
血液型:A型
出身:東京都国立市
趣味:筋力トレーニング
得意な施術:腰痛施術
ご来院されるお客さまへ一言:本気で治したい方全力でサポートします。
当院のご紹介
ABOUT US
クラル八王子整骨院
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